【プライオリティ・パス】2024年 中部国際空港(セントレア)国内線で利用できるレストラン3軒

2024年7月現在、 中部国際空港(セントレア)でプライオリティ・パスが利用できるレストランは、
【国内線】
・THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR
・ぼてぢゅう
・くつろぎ処
【国際線】
・海膳空膳
となっています。

今回は、2024年3月に利用した国内線の3軒のレストランをはしごした様子をレポートしていきます。

そもそもプライオリティ・パスとは?

最近、旅行ブログなどでは、「プライオリティパス」を利用して、無料で国内外の空港ラウンジやレストランを楽しむ体験記事を多く見ることができます。

今回は、旅行好きには欠かせないプライオリティ・パスの魅力についてあらためて紹介していきたいと思います。

プライオリティパス
プライオリティパス

プライオリティパス会員の皆様には、世界各地の空港でショッピングやご飲食、スパなどのサービスを割引価格でご利用いただけます。

https://www.prioritypass.com/ja


「プライオリティパス」は、全世界で1500以上の空港ラウンジやレストランなどの優待を受けられる、コリンソン・グループの共通ラウンジ利用サービスです。
2024年現在、だいたい日本では、1回3400円〜3500円の利用料金が無料で利用することができます。

最近の記録的な円安傾向もあり、下記のように3つの会員プランが用意されていますが、普通に入会すると、とてもコスト高です。(2024年7月時点の年会費料金です。)

  • スタンダード(会員の各回利用料金:35US$ /同伴者の各回利用料金:35US$ ) 年会費:99US$
  • スタンダード・プラス(無料利用10 回、その後の利用料金:35US$/同伴者の各回利用料金:35US$) 年会費:329US$
  • プレステージ (会員の各回利用料金:全て無料/同伴者の各回利用料金:35US$年会費:469US$


少なくとも日本では、各クレジットカードに付帯しているプライオリティ・パスを利用されている方が多いのではないでしょうか。

私も保有している楽天カード(ブラックカード)についているプライオリティ・パス(楽天ブラックカードの場合、2024年内は利用回数無制限かつ、同伴者2名までラウンジ無料)を利用しています。

※なおアメリカン・エキスプレスカード付帯のプライオリティ・パスは、空港ラウンジでのみの利用可能です。空港内のレストランやマッサージなど、ラウンジ以外では使用できないので注意が必要です。

中部国際空港(セントレア)とは?どこにある?

中部国際空港ターミナルは、SKYTRAX社(英国)が行っている顧客国際空港評価「WORLD AIRPORT AWARDS 2024」において
「Regional Airport部門」で10年連続で世界一になるほど、世界中から評価されている空港です。

中部国際空港(セントレア)でプライオリティ・パスが利用できるレストランは?

THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR

1軒目の「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」は、中部国際空港(セントレア)第2ターミナルに隣接する複合商業施設の「FLIGHT OF DREAMS」内の3階に位置しています。

1989年シアトルに創業した「THE PIKE BREWING(パイク醸造所)」に併設されている「THE PIKE PUB」は地元市民のみならず、世界中から観光客が訪れる人気店。2000以上のクラフトビール醸造所がある激戦区、アメリカ西海岸の中でも最も人気な店舗の1つです。

こちらの店舗が日本初上陸1号店だそう。

営業時間11:00~19:00(L.O.18:30)

お店の前には、プライオリティパスの利用条件が詳しく掲載されています。
出発到着かかわらず当日の搭乗券とプライオリティパスがあれば、3400円分が無料で利用することができます。

なお、アメリカンエクスプレスカード付帯のプライオリティパスは利用できないとのことなので注意が必要です。
また、後述のぼてじゅうと違い、テイクアウトもできません。

ザ・アメリカンといった佇まいです。

お店の受付で、搭乗券とプライオリティパスを見せると、お店の中に案内されます。バインダーに挟んであるプライオリティパスのコピーで、その人が対象かどうか区別しているようでした。

タブレットで注文していきます。
なお、写真入りの紙のメニューも用意されています。

今回は無料となる3400円におさまるように注文しました。
※なお画面内の「レモンサワー300ml」は途中でキャンセルしたものとなります。
ちなみに、3400円を下回った分のお釣りはでません。

今回頼んだメニュー。
・ローストビーフバーガー
・ミニポテトセット
・赤ワイン
どれも美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

ぼてぢゅう

2軒目は、中部国際空港(セントレア)第1ターミナル 4階 スカイタウンにある、みんな大好き大阪の味「ぼてじゅう」です。

営業時間7:00~22:00(L.O.21:00)

お店の壁には、プライオリティパスの利用条件が詳しく掲載されています。
こちらのお店も、3400円(税込)分が無料で利用することができます。

テイクアウト用として、「大阪道頓堀セット」が用意されています。今回はこちらを注文しました。
・選べるメイン:ミックスモダンをチョイス
・大阪塩バターどら焼き
・富士ミネラルウォーターの構成となっています。

なお、もちろん店内イートンで食べることもできます。
その場合は、「ぼてじゅうセット」
・選べるメイン1品(ミックスお好み焼/ミックス月見焼そば/ミックスモダン)
・金賞からあげ ぼてから
・大阪塩バターどら焼1個
・ドリンク1杯(ソフトドリンク又はアルコール)
の構成となります。

注文すると、番号札をいただけます。
10~15分ほど、近くの他の店を見て回ってから戻り番号カードを見せると、お持ち帰り用分が用意されていました。

テイクアウトの場合、紙袋にいれてもらえます。メインの焼き物もテイクアウト用の容器に入っているので匂いも感じられません。
その後帰りの飛行機でこの紙袋を持って帰宅しましたが、ふたが外れることなく持ち帰ることができました。

くつろぎ処

最後の3軒目は、「くつろぎ処」
・展望風呂「SOLA SPA 風の湯」
・韓国料理・和食レストラン「お食事処 えびす」
・アジアンスパ「SANATIO SPA」
の3つで構成されています。

ぼてじゅうと同じく、中部国際空港(セントレア)第1ターミナル 4階 スカイタウンに位置しており、ぼてじゅうから徒歩10秒ほどのところにあります。

こちらのお店にもプライオリティパスの案内がでています。

受付時に注文内容を選びます。
基本的に、
・お風呂に入浴+食事+アルコール
or
・スパメニューから3400円分割引を選ぶことになります。

今回は、お風呂に入浴+食事+アルコールを選びました。

店内利用セット一式
店内利用セット一式

受付後に展望風呂「SOLA SPA 風の湯」の入浴セット(脱衣所のコインロッカーとバスタオル)と、お食事処「えびす」で利用できる食券を渡されます。

なお、「SOLA SPA 風の湯」の写真はないのですが、サウナや、飛行機の離発着をみながらつかれる露天風呂で旅の疲れを十分に癒やすことができました。

お食事処えびす入口
お食事処えびす入口

そして、入浴後お待ちかねの食事タイムです。

お食事処 えびす 店内
お食事処 えびす 店内

店内の様子。テーブル席の他に、畳席もあります。

せっかく名古屋に来たので、今回は、ご当地グルメであるBセットの「エビフライ付味噌煮込みうどん」を選択しました。
アルコールはレモンサワーをチョイス。
こちらも美味しくいただきました。ご馳走様でした。

国内空港のプライオリティ・パス関連情報

https://airports-travel.jp/prioritypass/japan-prioritypass/prioritypass_narita-airport_restaurant/
https://airports-travel.jp/prioritypass/japan-prioritypass/prioritypass_hnd-airport_restaurant/
https://airports-travel.jp/prioritypass/japan-prioritypass/prioritypass_hnd-airport_massage/

Priority Pass ご利用可能店舗のお知らせ(セントレアWEBサイト)

https://www.centrair.jp/topics/1279605_1661.html

まとめ

2023年にコロナ禍が明けてから、日本でもプライオリティ・パスが利用できる空港内レストランが増えてきました。
今回はしごした3軒のレストンはどれも美味しく、特に「ぼてじゅう」はお持ち帰りができるのがうれしいサービスでした。

なお、中部国際空港(セントレア)は、他にも以下の国際線のラウンジでもプライオリティパスが利用できますので(2024年6月現在)、機会があればまたレポートしたいと思います。
・Centrair Global Lounge
・Plaza Premium Lounge
・KAL Lounge