【ロサンゼルス】LAX空港⇔市内ダウンタウン直通のシャトルバス「LAX FlyAway」体験記

シャトルバス「LAX FlyAway」バス(ユニオン駅発空港行)
シャトルバス「LAX FlyAway」バス(ユニオン駅発空港行)

今年のメジャーリーグ(MLB)ワールドシリーズ第2戦は山本由伸投手の圧巻の完投により、ブルージェイズとの成績を一勝一敗のイーブンに戻しました。そして、いよいよ日本時間の明日10月28日(火)9時より、 ロサンゼルスドジャー・スタジアムでの3連戦が始まります。

ちなみに、私も先月9月末に、ドジャーズの試合を観戦する為、ロサンゼルス国際空港(LAX)からロサンゼルス市内繁華街(ダウンタウン)にあるユニオン駅直行のシャトルバス「LAX FlyAway」を利用しました。今回このブログでは、バスを利用する際の注意事項や時刻表、支払い方法などの体験を詳しくブログにまとめています。

28日からのワールドシリーズ第3〜5戦を応援しに行く方や、来年ドジャースを応援にロサンゼルス観光を予定している方はぜひ参考にしてみてください。

ロサンゼルス国際空港(LAX)について

LAX空港内全体図
LAX空港内全体図

アメリカ西海岸最大の空港

ロサンゼルス国際空港(LAX)は、アメリカ西海岸最大の空港であり、ハリウッドやディズニーランドなど観光地への玄関口として知られています。国内線・国際線ともに便数が多く、日本からの直行便も充実しているため、初めてアメリカ旅行をする人にとっても利用しやすい空港です。ターミナルは9つに分かれており、それぞれが「U」の字の道路で囲まれているため、移動の際はシャトルバスを利用すると便利です。

空港内に多くの店舗

また、空港内にはレストランやカフェ、免税店が数多くあり、ショッピングや食事にも困りません。特に国際線ターミナル(トム・ブラッドレー国際ターミナル)はリニューアルされ、近代的なデザインと豊富な店舗で、出発前の時間を快適に過ごすことができます。また、無料Wi-Fiが提供されているので、乗り継ぎや待ち時間にインターネットを利用できる点も安心です。

市内へのアクセスも抜群

なお、市内へのアクセスもわかりやすく、ダウンタウンまでは車で約40分、サンタモニカやハリウッドへも比較的スムーズに移動できます。空港にはタクシー、ライドシェア(UberやLyft)、バス、シャトルなど多様な交通手段が揃っており、旅行者の目的地に合わせて選べます。初めての利用でも、案内表示が多言語対応しているため迷う心配は少なく、観光のスタート地点として安心できる空港です。

ロサンゼルス市内のユニオン駅とは?

シャトルバス「LAX FlyAway」ユニオン駅
シャトルバス「LAX FlyAway」到着駅「ユニオン ステーション」

歴史と魅力あふれるロサンゼルスの玄関口

ロサンゼルス・ユニオン駅(Union Station)は、1939年に完成した壮麗な交通の要所で、スペイン・コロニアル様式とアールデコ様式が融合した美しい建築が特徴です。高い天井の木組みや大理石の床、アーチ型の窓が織りなす空間は、まるで映画のワンシーンのよう。実際に数多くの映画やドラマの撮影地としても知られています。駅構内にはカフェやショップも点在し、歴史を感じながらくつろげるロサンゼルスらしい観光スポットです。

多彩な路線が集まる交通ハブ

ユニオン駅は、ロサンゼルス交通の中心。アムトラック(Amtrak)やメトロリンク(Metrolink)などの長距離鉄道が乗り入れ、カリフォルニア各都市へアクセス可能です。さらに、ロサンゼルス・メトロの地下鉄レッドライン、パープルライン、そしてライトレールのLライン(旧ゴールドライン)も発着し、ダウンタウンやパサデナ方面への移動もスムーズ。長距離バスや空港連絡バスも利用できるため、観光にもビジネスにも非常に便利な拠点です。

ドジャースファン必見の無料シャトルバス

試合開催日に運行される「Dodger Stadium Express」は、ユニオン駅前からドジャースタジアム直行の無料シャトルバス。試合開始数時間前から頻繁に出発し、帰りの便も充実しているため、駐車場を気にせず安心して観戦を楽しめます。駅からスタジアムまで約15分とアクセスも良く、観光客や地元ファンにとって欠かせない便利なサービスです。今回の野球観戦でも、ドジャースタジアムからユニオン駅までの無料シャトルバスを利用したので、後日紹介していきたいと思います。

空港からロサンゼルス市街地までの行き方

LAX空港発各交通手段
LAX空港発各交通手段

フライアウェイバスで手軽にダウンタウンへ

ロサンゼルス国際空港(LAX)から市内中心部へ行くなら、まず便利なのが「FlyAway Bus(フライアウェイバス)」。ターミナルごとに停留所があります。後ほど詳しく紹介していきます。

メトロ+無料シャトルで節約移動

より安く移動したい人には、メトロ(Metro)がおすすめ。空港ターミナルから無料の「LAX Shuttle(緑の“C”ラインバス)」でメトロ「Aviation/LAX駅」へ行き、そこからメトロレール(Cライン→Aラインなど)でダウンタウンへ。運賃は1回1.75ドルで、TAPカードを使えば簡単に乗り継ぎできます。所要時間はおよそ1時間強ですが、渋滞を避けられるのがメリットです。

ライドシェア・タクシーでドアツードア移動

荷物が多い、夜遅く到着するなどの場合は、UberやLyftといったライドシェアサービス、またはタクシーが安心。LAXでは「LAX-it」という専用の乗り場から配車を利用します。料金は行き先や時間帯により異なりますが、ダウンタウンまでおおよそ30〜60ドルほど。快適さ重視の方やグループ旅行にもぴったりの移動手段です。

「LAX FlyAway」空港→ユニオン駅

「LAX FlyAway」の乗り場(空港発)

シャトルバス「LAX FlyAway」LAX空港内乗り場
シャトルバス「LAX FlyAway」LAX空港内乗り場

各ターミナルに「LAX FlyAway」の乗り場があります。地図上ではすべて水色で表記されています。
なお、行き先は、今回利用した①ユニオン駅行きと、②van nuys (ヴァンナイズ)行きがあります。

運賃

シャトルバス「LAX FlyAway」バス(空港発ユニオン駅行)
シャトルバス「LAX FlyAway」バス(空港発ユニオン駅行)

料金は、大人片道12.75ドル(約2,000円/2025年9月末時点)となります。なお、大人運賃を支払うと5歳以下のお子様2名まで無料で搭乗できるとのことです。
前方ドアから乗り、入口すぐの端末に、クレジットカードをタッチすることで運賃を支払うことができます。
また、バスが到着した際、乗り込む前に運転手とスタッフの方が、スーツケースをバスの収納エリアに収納してくれます。

支払い方法

シャトルバス「LAX FlyAway」支払い方法
シャトルバス「LAX FlyAway」支払い方法

「LAX FlyAway」では現金は使用不可です。アプリでも支払いができますが、日本から観光に訪れる際は、クレジットカード(VISA、MASTER)、ApplePay、GooglePayを利用すればよいと思います。

時刻表

シャトルバス「LAX FlyAway」時刻表(空港発)
シャトルバス「LAX FlyAway」時刻表(空港発)

ユニオン駅行きのシャトルバスは、毎日午前5時40分から深夜1時10分まで、30分毎に運行しています。

「LAX FlyAway」ユニオン駅→空港

「LAX FlyAway」の乗り場(ユニオン駅発)

シャトルバス「LAX FlyAway」ユニオン駅マップ
シャトルバス「LAX FlyAway」ユニオン駅マップ
シャトルバス「LAX FlyAway」ユニオン駅搭乗エリア
シャトルバス「LAX FlyAway」ユニオン駅搭乗エリア

ユニオン駅のLAX FlyAway乗り場は、ユニオン駅東口(UNION STATION EAST)にあります。
写真にはチケット売場がありますが、どうやらオープンしていないようでした。

シャトルバス「LAX FlyAway」バス(ユニオン駅発空港行)
シャトルバス「LAX FlyAway」バス(ユニオン駅発空港行)

空港行きは複数ターミナルがあるので、荷物を預ける際と乗り込む際にそれぞれターミナルの番号の確認がされます。
また、出発時刻の2分前には出発しますので注意が必要です。

シャトルバス「LAX FlyAway」バス内部
シャトルバス「LAX FlyAway」バス内部

シャトルバスの車内の様子。座席は決まっておらず、空いているところに自由に座ることができます。

シャトルバス「LAX FlyAway」バス内部電源
シャトルバス「LAX FlyAway」バス内部電源

写真がボケボケですが車内の足元に電源もあります。

関連情報

ロサンゼルス国際空港を実際に利用した内容を随時更新していきます。

LAX FlyAway」公式ページ ※外部ページに遷移します。

https://www.flylax.com/flyaway-bus

まとめ・感想

ドジャースタジアム観戦でロス市内に宿泊する場合、ユニオン駅周辺か、ユニオン駅から地下鉄で2〜3駅ぐらいが、リトルトーキョーにも近く利便性もよく、治安も比較的安全なようです。

なお、今回9月末にロサンゼルスに訪れた際に、ダウンタウン中心部にある「コンラッド・ロサンゼルス」に宿泊をしたので、折を見てその宿泊記も掲載していきたいと思います。