【体験記】期限切れの香港オクトパスカード(八達通)をリアクティベートして再度使えるようになるまで
2024年2月、5年ぶりに香港を訪問。しかし、地下鉄(MTR)移動で欠かせない便利なオクトパスカード(八達通)は1000日過ぎると使用不可となってしまうのです。
再びオクトパスカードを利用可能にする為、地下鉄駅の窓口でリアクティベート(再設定)してもらった様子を体験記にまとめました。手続きはとても簡単なのですが、使用していなかった年数で費用が発生するので注意が必要です。
コロナ禍を挟み、数年ぶりに香港を訪れる方も今後増えると思いますので、ぜひ香港旅行の参考になれば幸いです。
目次
オクトパスカードとは?
香港の地下鉄などの公共交通機関の乗車に使用できる交通系ICカードです。
いわゆる日本のSuicaやpasmoと同等のものとなります。
利用可能交通機関
・地下鉄(MTR)
・バス
・スターフェリー
・コンビニ/一部レストラン(オクトパスカードの読み取り機(リーダー)設置店)
※なお、タクシーでは利用できないようなのでご注意ください。
なぜ期限切れに?
オクトパスカードは、最後にチャージを行ってから1000日以上経過したものについては一時的に利用停止となる仕様となっています。(カードの裏側にもその旨記載されています。)
再びオクトパスカードを使用する為には、地下鉄(MTR)のカスタマーセンター(客務中心)窓口で、リアクティベートしてもらう必要があります。
実際にアクティベートした方法
手続きはとても簡単でした。(とはいっても、はじめてのことなので緊張はしましたが)
地下鉄(MTR)のカスタマーセンター(客務中心)窓口で「リアクティベート、プリーズ」でオクトパスカードを差し出すと、係員が処理を進めてくれます。手慣れていたので、よくある処理対応だと思われました。
※英語が正しいかわかりませんが、伝わればOKの精神です。
こちらのレシートがリアクティベートした際にいただいたものです。
最後に使用してから5年以上経過していた為、45香港ドル(約900円/2024年3月時点)の費用が引かれてしまいました。
・デポジット 50香港ドル
・残額 245.5香港ドル
・リアクティベート代金(5年間経過分)-45香港ドル
・残額からリアクティベート代金が引かれて、200.5香港ドルとなりました。
関連情報
オクトパスカードのWEBサイト。
日本の交通系ICカード同様、クレジットカードと連携したりモバイルで支払いができたりするようです。
2024年4月現在、iphoneであれば、日本のスマホでもアプリをダウンロードして、支払いに利用することができる模様です。
※androidの場合、一部機能のみ利用可能のようです。
https://www.octopus.com.hk/tc/consumer/index.html
まとめ
5年ぶりの香港旅行でも何かと便利で欠かせないオクトパスカードですが、2024年3月から発行予定の新タイプでは、中国本土の300以上の都市の公共交通機関で利用できるようになるとのことです。
ますます海外旅行が便利になっていく一方、着実に香港が中国に取り込まれていく感じもしてなんだか複雑です。