【機内食】【搭乗記】アシアナ航空 OZ713 韓国仁川→台湾桃園 ビジネスクラス 2025年6月

2025年6月初めに利用した、アシアナ航空OZ713 韓国(仁川)→台湾(桃園) ビジネスクラス の搭乗レポート。機内食や、設備・アメニティ、エンタメ・電源・Wi-Fiなどの詳しい情報を紹介しています。
今回搭乗した便は多少古い機材でしたが、台湾・桃園国際空港までの約2時間半のフライトを快適に過ごせることができました。
目次
OZ713便の搭乗概要

日時:2025年6月
航空会社:アシアナ航空(OZ)
便名:OZ713
就航機材:Airbus A330-323
クラス:ビジネスクラス
出発地:韓国 仁川国際空港
到着地:台湾 桃園国際空港
出発予定時刻:14:20(韓国現地時間)
実際の出発時刻:14:46(韓国現地時間)
到着予定時刻:15:50(台湾現地時間)
実際の到着時刻:16:05(台湾現地時間)

搭乗した、アシアナ航空のA330-300は、290〜298席程度で、ビジネスクラスシートが30席ある為、搭乗の際も入り口が2つに分かれています。
なお、エコノミークラスの最前面には、一般座席よりシートピッチが35㎝広い足楽シートも設置されています。
機内食・ドリンクレポート
メニュー内容

離陸前に、キャビンアテンダントの方からビジネスクラスの機内食のメニュー表が配られました。


OZ713 韓国(仁川)→台湾(桃園) ビジネスクラス メニュー内容(英語)
韓国(仁川)→台湾(桃園) のフライトなので、当然ながら日本語表記はありません。残念ながらハングルは読めないのですが、日本人なので、漢字と英語を組み合わせればだいたい意味が分かります。
今回のメインコースは、ハンガリー料理の牛肉のグヤーシュ(パプリカを使った牛肉と野菜の煮込みスープ)か、黒豆ソースのヒラメのグリルのどちらかを選ぶことができました。
出発前のラウンジで肉料理を多く食べていたのもあり、今回は、黒豆ソースのヒラメのグリルを選ぶことにしました。

ワインは、白と赤が1つずつ。残念ながらスパークリングワインは置いてありませんでした。
今回は魚料理がメインなのですが、白ワインが少し苦手なので、フランスの赤ワイン、ラ・ヴィエイユ・フェルム・ルージュ 2023 を頼むことにしました。
ちなみに、白ワインの銘柄はニュージーランドのBabich Marlborough Sauvignon Blanc 2024となります。

ワイン以外のドリンクメニュー。スピリッツ、リキュール、ビール(韓国ビールメーカーのCass、ハイネケン)、ノンアルコールの飲料各種(オレンジ、アップル、トマト、パイナップル、グアバ、コカ・コーラー、コカ・コーラーゼロ、スプライト、ジンジャエール)、珈琲各種、各種お茶などが取り揃えてあります。
機内食レポート

こちらは機内食の全体写真

Z713 韓国(仁川)→台湾(桃園) ビジネスクラス 機内食メイン
メインディッシュの黒豆ソースのヒラメのグリル。チャーハンも添えてあるので味もバランスよく食べることができました。

カボチャのフムスとクスクスのサラダ。ドレッシングもかかっておりさっぱりとした味わいです。

バゲットやフォカッチャなどのパン類は別でサーブされ、いくつかの種類のパンから選ぶことができます。

デザートはアールグレイのチョコレートムース。

赤ワインとチェイサー
設備・アメニティ
設備

今回のビジネスクラスの座席のシートピッチは58インチ、シート幅は21インチと広めの設計になっています。
なお、ビジネスクラスを利用する際は、後ろの人を気にしなくて良いように一番後ろの座席を選ぶようにしています。
幸いなことに今回のフライトでは隣の座席に人はおらず、ゆっくり過ごすことができました。

ビジネスクラスの並びは2−2−2となっており、余裕がある配置になっています。
モニターの斜め上にはコートフック、下には安全のしおりや機内販売の冊子などが入るラックスペースがあります。

今回は昼間のフライトなので利用しませんでしたが、読書灯が自由に動かせるのもビジネスクラスならではです。

これまで何度かビジネスクラスに乗った経験はありますが、過去1番分かりづらい、リクライニングシートの操作ボタンです。

映画などを楽しむ際のヘッドフォン。写真だと分かりづらいですがイヤーパッドが別でついており、それを被せるかたちとなります。
音質も見た目ほどには悪くはなく、十分に楽しめるものでした。
なお、登場時には知らなかったのですが、後ほど調べたら、このヘッドフォンのPHIATON(フィアトン)というブランドは、韓国を代表する音響機器専門ブランド「クレシン」のもので、50年の実績をもつ老舗メーカーとのことでした。
アメニティ

韓国(仁川)→台湾(桃園)は2時間半程度の短いフライトなので、アメニティはスリッパ以外、特に用意はされていませんでした。
なお、キャビンアテンダントさんにお願いしてブランケットを借りることもできます。シートをフラットに近いモードにして仮眠を取る際にとても重宝しました。
また、今回は写真はありませんが、分厚い機内販売の冊子も用意されています。
やはり韓国の航空会社なのでコスメ関連の機内販売商品が多数掲載されていました。
エンタメ・電源・Wi-Fi
エンタメ

15インチモニターとリモコン。画面は大型ですがナビゲーション画面は一昔前というか昭和を感じるデザインでした。
操作の際は、タッチパネルではなく、リモコンを操作する必要があります。
なお、コンテンツの中身は最新のハリウッド映画など、他の最新機材の便とも同じ内容です。
電源

座席下には110Vの電源。残念ながらUSB電源はありません。
なお、昨今の航空機内のモバイルバッテリーによる出火事故を受けて、アシアナ航空でも以下の注意文が公式サイトに掲載されています。
お知らせ
機内へのモバイルバッテリー · 電子タバコの持ち込みに関するご案内 2025.02.25
・お客様の安全な旅のため、モバイルバッテリー, 電子タバコの機内持ち込み時の管理方法についてご案内いたします。
・電子タバコ·モバイルバッテリーが過熱したり、膨らんでいる場合にはすぐに乗務員までお知らせください。
・電子タバコ·モバイルバッテリーは頭上の収納棚に保管せず、お客様ご自身でお持ちいただくか、座席前の収納ポケットに保管してください。
・機内の電源を使用した電子タバコ·モバイルバッテリーの充電は出来ません。
・モバイルバッテリーは短絡防止(ショート防止)措置を行ってください。
・電子タバコ·モバイルバッテリーが外部からの衝撃を受けないように注意してください。
Wi-Fi
有料・無料かかわらず、この便ではWi-Fiサービスはありませんでした。
関連情報
仁川国際空港で利用したラウンジレポートやロッカーの利用方法など、旅に役立つ情報を順次更新しています。
https://flyasiana.com/C/JP/JA/index
アシアナ航空公式WEBサイト(日本語)
まとめ・感想
アシアナ航空はスターアライアンスの加盟メンバーなので、これまでANAやユナイテッド航空のマイルを利用した特典航空券でよく利用していました。
ただ、2027年までに大韓航空へ買収される形での統合が予定されているので、もうすぐアシアナ航空を利用できなくなると思うと少し寂しい感じがしています。