【まとめ】1月末の上野動物園のパンダ返還後は、台北動物園に見に行こう

今月1月27日、上野動物園の双子のパンダ「シャオシャオ(暁暁)」と「レイレイ(蕾蕾)」が中国に返還されます。これにより、残念ながら日本国内の動物園でパンダを見ることができなくなります。
ですが、パンダ好きの方にオススメしたいのが、台湾の台北動物園。2026年1月現在、台北動物園には3頭のパンダが飼育されており、上野動物園のように並ばずともじっくり見ることができます。
しかも、台北松山空港からMRT(地下鉄)直通で45分という好立地。これから暖かくなる季節に、ぜひ台北でのパンダ観覧がオススメです。
目次
日本におけるパンダ飼育の歴史
🐼 はじまりは上野から ― 日中友好の象徴として
日本で初めてジャイアントパンダがやってきたのは1972年。舞台は上野動物園でした。日中国交正常化を記念して贈られた「カンカン」と「ランラン」は、瞬く間に国民的スターに。上野公園には長蛇の列ができ、「パンダを見るために東京へ行く」という旅のスタイルが生まれました。パンダは単なる動物ではなく、外交と文化をつなぐ“旅の目的地”になったのです。
🌏 全国へ広がるパンダの足跡 ― 神戸と和歌山
1980年代以降、パンダは上野だけの存在ではなくなります。神戸の神戸市立王子動物園にもパンダがやってきて、関西でも“パンダ旅”が定着しました。そして2000年代に入ると、和歌山のアドベンチャーワールドが日本有数の繁殖拠点に。次々と誕生する赤ちゃんパンダを見に、全国からファンが白浜へ向かうようになり、「温泉+パンダ」という新しい旅の魅力が生まれました。
🧭 そして2026年 日本でのパンダ不在
2026年1月末、上野動物園で暮らしてきたジャイアントパンダの中国返還が正式に決まりました。これをもって、日本でジャイアントパンダに会える時代はいったん幕を下ろします。少し名残惜しさはあるけれど、パンダたちが元気に次の場所へ旅立つと思えば、それもまた前向きな区切り。上野の公園を歩いた記憶や、カメラ越しに見たあの丸い背中は、これからも日本の旅の思い出として、軽やかに語り継がれていくはずです。
🇯🇵 日本におけるジャイアントパンダ飼育の歴史一覧
| 動物園名 | 所在地 | 飼育開始 | 飼育終了 | 主なパンダ | 備考 |
| 上野動物園 | 東京都台東区 | 1972年 | 2026年1月 | カンカン、ランラン、リンリン、リーリー、シンシン、シャオシャオ、レイレイ | 日本初のパンダ来園 |
| 神戸市立王子動物園 | 兵庫県神戸市 | 2000年 | 2010年 | タンタン | 関西初の長期飼育 |
| アドベンチャーワールド | 和歌山県白浜町 | 1994年 | 2025年 | 永明、良浜、結浜、彩浜、楓浜 ほか | 国内最多の繁殖実績 |
東アジア最大級の動物園 台北動物園

🐾 台北動物園のはじまりと歩み
台北動物園(台北市立動物園)は、1914年に開園した台湾最古の動物園で、100年以上の歴史を持つ都市型動物園です。日本統治時代にそのルーツを持ち、時代とともに拡張・再整備を重ねてきました。現在は「教育・保護・研究」を重視する施設として、台湾固有種の保全から国際的な動物交流まで幅広い役割を担っています。
🌏 東アジア最大級のスケール
台北動物園の最大の特徴は、その圧倒的な広さ。敷地面積は約165ヘクタールに及び、東アジア最大級の動物園として知られています。ちなみに上野動物園の10倍以上の広さがあります。
園内は地域別にゾーン分けされており、台湾動物区、アジア熱帯雨林区、アフリカ動物区などを巡りながら、まるで世界を旅しているような感覚で楽しめます。ジャイアントパンダ館もその一角にあり、自然に近い環境で暮らす姿をゆったり観察できます。
🧭 台北市内からのアクセスも抜群
これほどの規模ながら、アクセスはとても便利。台北MRT文湖線の「動物園駅」で下車すれば、出口を出てすぐ目の前が正門です。市中心部からも30分前後と気軽に訪れやすく、半日〜1日観光の定番スポットとして人気。ロープウェイ「猫空」への乗り換え駅でもあるため、動物園とあわせて台北郊外まで足を伸ばす旅程も組みやすいのが魅力です。
💴 入園料金
大人(12歳以上):100NT$(ニュー台湾ドル)
学生(6〜11歳):50NT$(ニュー台湾ドル)
※2026年1月のレートで約500円です。

⏰ 営業時間
営業時間は、9時〜17時。 ※入園は16時まで可能ですが、広大な敷地のため午前中からの来園をおすすめします。
動物園内
全体マップ

パンダはどこで見れる?
場所:ジャイアントパンダ館(Giant Panda House/大熊貓館)
台北動物園のパンダたちは、園内の「ジャイアントパンダ館(大熊貓館)」で飼育・展示されています。入口を入って比較的奥側、台湾動物区とアジア熱帯雨林区の近くに位置していて、園内マップでもすぐ見つかる定番スポットです。
台北動物園のパンダ紹介
🐼 圓圓(ユエンユエン)― 台北パンダファミリーの母
圓圓(ユエンユエン)は、2008年に中国から台北動物園へやってきたメスのジャイアントパンダで、この家族の中心的存在です。穏やかな性格で、ゆったりと竹を食べる姿はまさに“貫禄ある母”。台北動物園で初めてのパンダ出産を経験し、台湾におけるパンダ飼育の歴史を切り開いた存在でもあります。初めて台北動物園を訪れるなら、まず会っておきたい一頭です。
🐼 圓仔(ユエンザイ)― 台湾生まれのスター
圓仔(ユエンザイ)は2013年生まれ、台湾で初めて誕生したジャイアントパンダです。赤ちゃん時代には社会現象になるほどの人気を集め、今もその愛らしさは健在。母・圓圓に似た優しい表情が特徴で、活発に動き回る様子が見られることも多く、観覧エリアでは自然と人だかりができる存在です。「台湾生まれのパンダに会える」という特別感もあり、旅の思い出に残る一頭です。
🐼 圓寶(ユエンバオ)― 末っ子らしい元気さ
圓寶(ユエンバオ)は2020年生まれの末っ子パンダ。三頭の中ではいちばん若く、好奇心旺盛で遊び好きな性格が魅力です。木に登ったり、ゴロゴロ転がったりと、見ていて飽きない動きが多く、写真や動画を撮る人にも人気。家族の中でもひときわ元気な存在で、台北動物園のパンダエリアに明るい空気を運んでくれます。
旅の関連情報
台北動物園
上野動物園
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno
台北松山空港
まとめ・感想

過去に2回、台北動物園に遊びにいったことがありますが、1日では回りきれないぐらいの広さとたくさんの動物たちがいます。
園内には、レストランなどが点在していますが、自動販売機などはほとんど無いので、夏に訪れる方は水筒とサングラス持参をオススメします。
